カレッジになると試験システムが本格的に

    タスマニア州は『TQA(Tasmanian Qualification Athority』タスマニア州資格省がカレッジのカリキュラムを作成しており、サーティフィケート(修了証)や授業コース、学期末試験の方針等を決定しています。オーストラリアの教育指導要綱に沿って、各州の省で教育指導方針を決定しています。TQAによってカリキュラム設定された授業コースを『TQA科目』とここでは呼びます。

    Year11と12の2年間は大学生になる予行練習をTQA科目で学ぶ期間です。大学受験希望者はTQA科目のLevel3コースを受講します。そして、学期末試験そのものが大学入学の選考試験に該当しているんです。尚、Year11の学期末も大学入学の選考試験。そう、2年がかりなんです。

    尚、ハイスクールの学習成果によって、大学進学コース(Level3)に入れるかはカレッジ入学の時点でもう決まっています。今まで通りコツコツと学習して、『Midyear Exams』(中間試験)と学期末試験に備えましょう。

    前期試験と学年末試験

    3学期はじめに1週間の試験週間

    11月に行われる2週間の学年末試験が最も大事ですが、3学期開始して1週間後ぐらいに(8月 タスマニアは4学期制です)、前期(Semester1)修了用の中間試験『Midyear Exams』があり、Year11は選択したコースを正しく把握できているか自己確認ができます。

    試験時間はだいたいが2時間15分で、1時間15分を過ぎたら終わった人は帰ってもいいんです。同時に学年末の予行練習にもなります。理数系の試験では電卓の持ち込み、留学生は和英や英和辞典の持ち込みが可能な試験があります。

    そして、学校内で行う学年末試験がオーストラリアの大学入学選考試験でもあります。試験結果によって、入学できる大学が決定します。以下のATARというポイントを出せるシステムになっています。

    オーストラリア大学入学選考 ATAR

    ATAR Australian Tertiary Admission Ranking

    『大学入試選抜ランキング(意訳)ATAR』は、12年生の学位を取得した州または地域とは無関係に、オーストラリアの大学のコースを申請する学生が使用します。つまり、タスマニアの留学生も高等学校の大学進学クラス(Level3以上)を修了することで、オーストラリアの大学にATARを申請することができます。

    ATARを計算する方法は複雑なプロセスですが、オーストラリア国内のどこの学生も同じシステムで評価することができます。科目の得点は、オーストラリア全土の学生から得た得点とともに評価され、ATARに変換されます。

    ATARスコアはパーセンテージとして表されます。たとえば、90.00というATARは、その年のオーストラリアの学生の上位10%で学生が修了していることを意味します。最高スコアはATAR99.95です。

    大学入学資格を得るには、学生は次のことを行う必要があります。

    大学進学者は、レベル3以上のコースを、カレッジの2年間で最低4つ修了する必要があります。生徒は2年間で最大10レベル3のコースを勉強することができます。認定はコンピューターで自動的に学生の最高スコアを計算します。最大でレベル3コース5科目によって、ATARを計算します。

    オーストラリアのすべての大学は、各学部学科コース提供するために、ATARに基づいて学生に入学案内を郵送します。ATARを高くするほど、コースでの提供を受ける可能性が高くなります

    2011 TES → ATAR

TQA科目 ESLの結果 2013年度

2013年の試験結果(人数)

L1(レベル1)~L3(レベル3)の学年別(Year11, 12, 13)受験者数とその試験結果です。大学進学者コースのLevel3を受講した生徒は、Year11で54名、日本の"5以上"に該当するのが『EA』Exceptional Achivement(非凡な成果)で12名。『HA』High Achievement (高い成果)が日本の”5”、『CA』Commendable Achievement(立派な成績)は日本の”4”。『SA』Satisfactory Achievement(満足な成果)が”3”、『PA』Preliminary Achievement (一歩手前の成果)が日本の”2”。落第は『NN』Failureと言い”1”に該当します。Collegeは6段階で評価しています。

ESL Y11 Y12 NN(1) PA(2) SA(3) CA(4) HA(5) EA(5+)
L1 23 9 0 7 10 12 4 0
L2 59 30 0 4 36 29 17 7
L3 54 59 6 18 41 31 18 12

※Year11未満、Year13生はこの表に記載していません。

参考資料

ESL Level3の試験内容

この問題がESL Level3の試験問題です

2014年11月に行われたTQA科目のESL(留学生用英語)学期末試験内容です。問題を見ても質問内容がまだ難しい方もいるはずです。少なくとも4択でないのはお分かり頂けるでしょう。そして、どうも総合力を問われる試験問題ような雰囲気は感じれるかもしれません。尚、TQAの公式サイトに全教科の過去問題がありますので、Year10の夏休みにでもチョッと見ておきましょう。

2014年 ESL試験問題

ESL Level3 2014 テストガイドライン
日本語の学期末試験Level3もオマケに探しておきました。タスマニア生で日本語が好きなYear12生が試験を受けています。日本人留学生も選択してる場合は試験を受けますヨ。
2014年 日本語試験問題

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